父との最後の酒‥‥老人ホームへの入居を長兄夫婦に決められて実家での酒の酌み交わし(涙涙の夜)

◆父は、今から8年前に亡くなった。

◆死の直前に検査入院した病院から直接私に電話があった。入院事情と今後の事等。

◆もう分っていたのだ、私が帰省したときに。もう酒が老人ホームでは飲めなくなることを。

◆ビールをまず飲んだ。続けて、三笑楽という地元の日本酒を飲んだ。お銚子に燗をして。

◆父は咳き込みながらも飲んだ。私は勿論痛飲した。

◆最後の親子の別れ酒。今生の別れが近づいている。父もいくつかの病を抱えていた。

◆母が亡くなってもう15年経っていた。母は障害者だったから。

◆ずっと一人で山奥の実家で一人暮らしだった。度々帰ってはいたが。

◆全く兄夫婦は実家に泊まらなくなっていた。残酷なことが平気で出来る人たち。

◆私は親孝行できずにと言う事では同じく酷い子供だったかもしれないが。気持ちはリスペクトがあったことは父も気づいていたであろう。

◆最後まで京都での生活を慮ってくれていた。親戚の事も。

◆どこでどう間違ったのか、私の信じられない人生の展開は。悔恨などでは済まない。

◆祖父が極めて質素でしかも偉大で金儲けも人に愛される点も抜群であった。霊的に一体化したい。

◆しかし、父は父で堂々とした人生だった。偉かったと思う。両親を二人とも看取った。天にも通じて居よう。

◆間違ったことをしていれば必ず報いが来る。

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