アスリートと煽てに乗って挫折した高校3年生のころ。
私は故郷を15の春に出て進学校に行くのに三畳一間に下宿して3年間高校に通った。入学後に成績は急上昇して残り数名を残してトップ近くまで上がった。悪くても京大や一橋は行けたはずであった。ところが変なことが起こった。中学全国大会で脚光を浴びたことを体育教師が知ってしまった。巻き込まていく。
そこへ利用する級友もかぶさり、父はその時に見抜いてこういったのが忘れられない「人の煽てに乗るな」。全国高校選抜選手にも選ばれて有頂天になった、一時的に。でも辞めたかった。変な波に乗ってスカウトマンが高校まで来るようになった、俺の下校時に進学校校門に彼らが立ってる異様な風景だった。
下宿には、アスリートが頻繁に誘いに来る、取り巻きも来る、東京教育大学(現筑波大)推薦等変な話に囲まれて受験期に勉強どころではなくなった。そこで、リセットして高3の夏にもうスポーツは絶対にやらないと宣言したが、間に合わなかった。親にも見捨てられけじめをつけて東京で背広を着て働いた。
ところが、心臓が極端に悪化した。毎日スポーツする生活から、急にサラリーマンになったのだから。めまいがして、中央線に倒れ込みそうに何度もなった。実際に蹲った。そうこうしているうちに、必死になって、特異な数学や英語を猛勉強して悪くても京大に入るつもりであったが、またまた挫折した。万事休す。司法試験に転換したのだ。