郷里の山奥深い谷川へ友達のお兄さんに連れて行ってもらった時(8歳頃)のこと
谷川は五箇山の細尾峠すぐ麓にあった
生まれた集落の友達のお兄さんが小型トラックで連れて行ってくれた
友達はすぐ近所の同級生であって、お兄さんは年が離れていてもう車の運転をしていた。
谷川下りのスリル
水中眼鏡をつけて、どんどん谷川を泳いで降りて行った。上がったり下がったり、右に左に流され、スリル満点であった。
山道を歩きながら家の近くの谷川まで行く
家の近くの「鳥越」まで途中歩きながら帰ってきた。鳥の声、谷川の音、まぶしい太陽、気持ちのいい風、木々の緑、その日のことはどれもしっかり覚えている。
郷里での幸せ時間
社会に出ると、明らかに苦しいことの方が楽しいことよりも多いが、私の15までの郷里での生活、とりわけこの時のような幼少期は楽しいことの方が圧倒的に多かった。
友達
今もお付き合いをしている友達であって、利害関係もなく、友情のみがつながりである。