父の夢 【2018-04-22】

父を迎えに、出掛けると在所の誰かと話していた。

話が終わった頃に声をかけると駅前に来て、ホームレスのようにダンボールで囲いをしてある所に座った。

『よさがたになったさかいにうちにかいろまいけ』と言うと、そうだな、と言って腰を立てた。

座布団にまだぬくもりが有ったようだった。

 

 

この夢が、何の記憶から発生したかは、痛い程解る。

父は、老人ホームから出て家に帰りたかった。

私は、どうする事も出来なかった。

 

慚愧に耐えない。申し訳け有りませんでした、父さん。

経済力無しでは、何にも出来ない。親不孝極まれり。

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